共働きで新しく家族ができた時って嬉しい反面、不安に思われる方もいると思います。

「夫婦共に帰りが遅いし、実家も遠いのにどうやって育てていけば良いの?」

非常に大きな問題ですよね。

我が家も夫婦共働き、二人とも正社員で夫である私はそれなりに遅く帰ってきたりします。

奥さんは時短勤務を申請してるけど、看護師なので仕事次第で急に遅く帰ることになったり・・・がざらにあります。

そんな中、去年の10月に奥さんがほぼ毎日遅く帰るようになり、私の頭の中では奥さんは時短勤務の予定なのにspan>奥とさんと大揉めしました。

そんなに遅くなるくらいなら仕事辞めてくれ!という話になり、大騒ぎしましたが、あることをきっかけに解決に進みました。

今日はその時の方法を書いて、同じ境遇の方の参考になればと思います。

時短勤務は本当に続けられるのか?

よっぽど小規模の企業じゃなければ、出産後しばらくの間は時短勤務の申請ができると思います。

いつもより1時間とか1時間半とか短くなるので、18:00くらいの保育園のお迎えにも間に合うと思います。

ですが、やはり時短といっても忙しければ少し残ってでも仕事をしたくなるもんですし、同僚や上司からの視線ってものもあります。

でも、ほぼ毎日時短勤務ができなくなるほどになってしまうと、このままで良いのか・・・と感じてしまいます。

我が家でその状況に陥ったのは去年の10月。

奥さんと共有しているクラウド型のスケジュールアプリがあるのですが「帰り遅い」がびっしり!

昨日まで時短予定だったのに、今日になって「帰り遅い」に変わった!

それが1ヶ月続き様子見てましたが、11月のカレンダーも「帰り遅い」が次第に増え、奥さんにちょっと待ってくれと話しかけました。

奥さんに話を聞くと、退職してしまうメンバーがいたり、夜じゃないとできない会議があるから出席したり、資料作りが日中できないから夕方にやったり・・・等々があって連日遅くなってしまっているとのこと。

だけど7:00に子供を保育園に預け、19:00まで預けていると12時間も保育園にいることになり、子供に対してとても気の毒な気がしてならないと伝えました。

奥さんは悩んでしまい、でも職場の人はみんな私より残っていて、私だけ早く帰り続けるのは他のメンバーに申し訳ないと主張。

でも私はどうしても子供を半日も保育園に預け続けるのはかわいそうなので、奥さんの時短がままならないなら仕事辞めて転職してくれと言いました。

私の提案も唐突で突拍子もない発言だったかもしれませんが、どうしても奥さんには早く帰ってきて欲しかったのです。

というのも理由があって、遅くに帰ってくる奥さんは仕事のことで頭がいっぱい、しかも遅くまで仕事をして疲れている。

疲れて子供の面倒など見ていられない様子で、夕飯も買って食べるということが続き、奥さん自身の心身のバランスが崩れ始めていると感じました。

私が極力定時で上がってきて子供の相手はなんとかできますが、半日も保育園にいる子供もかわいそうになりなんとか解決したい一心でした。

FPに言われたある一言で変化が起きる

そこで数年前からお世話になっているFP(ファイナンシャルプランナー)の人に奥さんが転職したら給与が減るが、家計はうまく維持できそうか相談しに行くことしました。

今回は奥さんだけ行ってもらって、じっくり話し合ってきてもらうことに。

帰ってきて奥さんにどうだったか聞いてみると、突き刺さるようなアドバイスをもらってきました。

FP「時短がままならなくて、子供の世話がうまく行っていないと?」

奥さん「はい、でも職場のみんな頑張ってるので私だけ早く帰るってのも・・・」

FP「なるほど。じゃあ色んな事情やお金を気にしないで答えて欲しいんですが、今の職場は続けたいって思いますか?」

奥さん「しがらみがなければ続けたいです。」

FP「じゃあ”時短”で働ける環境として浸透させるために、上司に『時短の人が帰れる職場になるよう変えましょう』と提案して、でなければ仕事が続けられないと交渉しましょう。」

FP「『今の仕事を続けたい、でも子供もしっかり育てたい。時短の制度を利用する人はしっかり利用できる環境にしなければママ達はみんな辞めてしまいます。それでは経験者が皆辞めてとてももったいないです。』と訴えましょう。それができないという職場なら辞めましょう。遅かれ早かれそんな企業では今後働き続けていけば家庭のバランスが崩れてしまいます。」

奥さんはそう言われ、その通りだと感じて帰ってきました。

私はFPに感謝して、奥さんは上司と時間を作ってそのことを伝えました。

上司も「経験豊富なママ社員が辞めていくのを食い止めたい」と思っていたので、奥さんの申し出を理解してやり方や人員配置の調整が始まったのです。

私は影で「やればできんじゃん」と奥さんの職場を思いましたが、1ヶ月ほど経ってその成果がでてきて、月に10数回帰りが遅かったのが3、4回に減りました。

今(2019年2月)では週に1回だけなら残れる、というスタンスで調整ができていていい具合に落ち着きました。

なんとか転職せずに済んだので、収入も維持しつつ、今の職場を続けられ、子供との時間も確保できているので良いバランスになってきました。

あの時FPに相談してアドバイスをもらわなければ転職していただろうなぁと今では奥さんと話しています。

企業側も仕事ができる社員が出産で抜けていってしまうのはもったいないと感じていると思いますので、思い切って相談することで解決の道を進むこともあると思います。

共働きで帰りが遅く子育ての時間が取れないと悩んでいる家庭は、思い切って「時短が取れる環境にしましょう」と申し出してみると良い結果につながることもあります。

その発言が上司の意識に影響を与え、次第にその意識が職場に浸透して、次の出産予定の社員が「出産後も続けたい」と思えるような環境に変化させていくことができると思います。

共働きが当たり前の世の中になってきているので、それを受け入れられる会社が多くなるように社員から働きかけるというのも大事なんじゃないかなと思いました。

悩んでいる方はぜひ一度思いを打ち明けてみてはいかがでしょうか?

子育てで忙しくてもなんとか収入を上げたい・・・
共働きでバタバタしている毎日、こんなことを感じませんか?
  • もう少しだけ収入が上がらないかな
  • 忙しすぎるから、給料そのままで働く時間を短くしたい
  • 自宅だけでできる副業ってないのかな?
  • 今のペースで働くのはキツイからなんとかしたい・・・
仕事で帰るのも遅い上、子育てしていくのはとても大変ですよね。もう少しだけ収入があれば夫婦どちらかの仕事の負担を減らして家事・育児の時間を作れるのに・・・と思っている方も多いかと思います。

そこで、子供と遊ぶ時間を維持しながらでもできる収入アップの方法をご紹介いたします。外出しなくてもできるので私も実践している方法です。詳しい内容についてはこちらの記事へどうぞ。

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