どうしても60万あっても貯金できない?

我が家は夫婦共に正社員で働いているのですが、そろそろ夫婦合わせて手取り月収60万円に達しようとしている状況です。

手取り月収60万円絡みでネット検索してみると「生活が苦しい」というお悩みが結構ヒットしてびっくりしました。

不思議なことに、収入がいくら上がっても生活が苦しい人は苦しいものです。

うまく生活して手取り30万くらいで貯金ができている家庭もあれば、手取り60万でもヒーヒーな家庭もあります。

今回、ネットで見つけた手取り月収60万円でもなかなかうまく貯金ができない家計の切り詰めポイントを探ってみたいと思います。

貯金ができない手取り月収60万円

我が家は生活費の予算化を6、7年から実施しているので概ね順調に貯金が進んでおりますが、厳しい家計はどのような家計簿になっているのか気になりました。

ネットで見つけた手取り60万で貯金ができないという家計簿(仮にA宅)と我が家を比較してみました。

項目 使用金額(A宅) 使用金額(我が家)
住宅ローン 16万円 8.2万円(賃貸)
食費 7万円 4万円
交通費 1万円 個人の小遣いから割り当て
生活用品 1万円 1万円
通信費 3万円(wi-fi込み) 6千円(wi-fiはアパート賃料に含まれている)
交際費 2万円(夫飲み会費) 7万円(夫婦それぞれのお小遣い3.5万円ずつ)
娯楽 1万円 個人の小遣いから割り当て
被服費 2万円 個人の小遣いから割り当て
医療費 5千円 1万円
子ども用品 3万円 1.2万円
光熱費 2万円 1.5万円
保険 2万円 1.5万円
奨学金返済 2万円 1.5万円
借金返済 5万円 なし
子ども貯金 2万円 1.1万円
夫小遣い 3万円 交際費の欄に記載
美容費 1万円 1.7万円(妻1万円、夫7千円)
雑費 項目なし 1万円(手数料、小物購入、書籍、雑貨等)
車関係 項目なし 5千円
プレゼント、差し入れ 項目なし 1万円
保育園 項目なし 4.5万円
合計 53.5万円 37.3万円
貯金 なし(子ども貯金2万円のみ) 12万円

勘定項目に違いはありますがどうやらA宅は借金返済があるようです。

ぱっと見の印象ですが「切り詰められないか考えてやってみた結果この金額」というより「試しに支出を計算したらこんな感じだった」という印象を受けました。

いろんなとこにシビアになれば貯金は全然可能じゃないかと思いました。

どんなところで金額の差が開いているのかみて、節約できないか考えてみましょう。

住宅ローン

住宅費が我が家の2倍になっていますね。

ローンで16万の家ってどんな高級な家なの?!とびっくりしました。

毎月16万の返済ってどんくらいのローン組んでるのかシミュレーションしてみたら、ざっくりシミュレーションで5,700万円ほど借り入れてる試算です。

参考:住宅保証機構株式会社 住宅ローンシミュレーション
https://www.hownes.com/loan/sim/index.html(外部サイト)

頭金にいくら当てたのかわかりませんが、なかなかの金額の家を購入されていますね。

世間でよく「家賃は月収の3分の1まで」と言われたりしますが、私はここ1年くらいで「家賃はよほど優先度が高くなければ10万円以下にすべし」と感じています。

優先度というのは、どうしても駅近じゃないとダメとか、会社のすぐ近くに住めと言われて都内に住まざるを得ないとか立地をとにかく優先させる事情があるかないかです。

それがなければ多少通勤に時間をかけてでも安い家賃の家に住む方が、他のことにお金を使えると思います。

通信費

これ見てみなさんはどう感じますか?

「格安スマホ」という言葉が出てきて数年経ちましたが、いまだに大手通信キャリア3社のいずれかで契約していませんか?

iPhoneに心酔していませんか?

我が家は3年前にMVNOに乗り換えて今は夫婦で6千円ほどです。

本体代は3万円以下の端末を一括で買ってるので毎月支払いはないですが、3万円を2年で均しても1250円ですので大した金額ではありません。

端末クオリティも通信品質も不便・不満に感じていませんので大手キャリアから格安スマホに乗り換えるのが真剣にオススメです。

iPhoneをはじめとする高価端末じゃなきゃいけないのか、今一度自分に問いただしてみてください!

お小遣いの使い道

お小遣いについては本当に家庭ごとに異なりますが、我が家は基本的に3.5万円ずつです。

これには飲み会、個人で必要な物、外食費などが含まれます。

超えてしまう月もありますが、超えた分翌月抑えるしかありません。これたら貯金が減るだけなので。。。

洋服やバッグなどを買った時は正直このお小遣いから捻出するのは難しいです。

それらの不定期な大きめの支出は、我が家では特別支出として計上しております。

次の項目で特別支出としてお話しいたします。

特別支出?

家計簿をつけていると、毎月必ず出るお金と、不定期に出るお金があると思います。

毎月出るお金は上の表の通りですが、不定期に出るお金として例えば下記のようなものが挙げられます。

  • 家具
  • 家電
  • 税金(自動車税、固定資産税など)
  • ご祝儀、お香典
  • 旅行
  • 洋服、バッグ、装飾品

これらは毎月かかるわけではないので、毎月使うお金として計算はしませんよね。

じゃあどうするか。

これは下記のように計算して余剰金をはじき出し、そこから使うしかありません。

1年の手取り年収ー(毎月の支出×12)=1年の余剰金

余剰金をあらかじめ計算して、だいたい100万くらいは特別支出として何かに使うと予定しておくと良いと思います。

お小遣いの枠を超える洋服や結婚式のご祝儀、家電が壊れた、家具が必要だ、引越費用がかかるなど、必ず特別支出は発生します。

1年間で使うお金として特別支出を用意しておくといざという時、憂鬱にならないのでオススメです。

年収が上がっても支出は上がらぬように

年収が上がってしまうとついついお金を使いたくなってしまいますが、それでもお金には限りがあるので自分の財布とにらめっこしなければなりません。

当たり前のように支払っている金額も友人と比較したり、ネットで調べたりすると、意外と自分が多く払ってることもありますので、常に意識する必要があります。

我が家も今以上に年収が上がってもお金は使わないように目を光らせていきたいと思います。

子育てで忙しくてもなんとか収入を上げたい・・・
共働きでバタバタしている毎日、こんなことを感じませんか?
  • もう少しだけ収入が上がらないかな
  • 忙しすぎるから、給料そのままで働く時間を短くしたい
  • 自宅だけでできる副業ってないのかな?
  • 今のペースで働くのはキツイからなんとかしたい・・・
仕事で帰るのも遅い上、子育てしていくのはとても大変ですよね。もう少しだけ収入があれば夫婦どちらかの仕事の負担を減らして家事・育児の時間を作れるのに・・・と思っている方も多いかと思います。

そこで、子供と遊ぶ時間を維持しながらでもできる収入アップの方法をご紹介いたします。外出しなくてもできるので私も実践している方法です。詳しい内容についてはこちらの記事へどうぞ。

詳しくはこちら