渡航なしで海外銀行口座が作れるは詐欺？日本で手続きした結果・・・

前回に引き続き、私が実際に20代の頃実践した貯金・運用話について書いていきたいと思います。

前回の話を読まれていない方はこちらからどうぞ。

ネットワークビジネスランキング4位の会社に登録して3ヶ月で退会した話

海外の銀行口座開設

今回登場するシンガポールの銀行口座を開設しよう案件を持っていたHさん、どの方の紹介でどんなきっかけであったか全然思い出せません。

Hさんという男性にしてはやけに身長の低い人と会いました。

どんな案件だったかと言うと、シンガポールの銀行口座を開設し外貨として預金をすることができて、日本の銀行より利子がつく。

さらに人を紹介して加入者が増えてくると、加入させた人数に応じたボーナスがもらえる。

銀行口座を作るだけだから怪しい仕事じゃない。

口座開設には日本円で10万円は最初にかかる。

確かこんな話だったと思います。

当時自分でちょっと調べてみましたが、海外の銀行は日本の銀行よりよっぽど利子がつくようで、開設してお金を入れとくだけで貯まると言うみたいです。

ただ、日本人が他の国に銀行口座を作るって言うのはハードルが高くて、簡単には作れません。

現地に行って自分で申し込みが必要だったり、居住してなきゃダメだったり、仕事関係で現地の口座が必要な理由が必要だったり、「どうして外国の銀行で口座作るの？日本で作ればええやん。なぜわが国で作るの？」という自然な疑問があります。

これをクリアできれば作れると思いますが、普段日本で暮らしていて海外の人とやりとりするような仕事をしていなければ、海外の銀行口座は作りにくいと思って良いでしょう。

ところが、Hさんによると日本にいながら海外の口座開設ができると言う話でした。

それならと思い詳細を教えてもらい、手続きは簡単そうでした。

正直なところ、それまでの投資経験からして「当たればラッキー、ハズレもあるよ」と言う感覚になっていたので、あんまり期待していませんでした。

ただ、本当に口座ができるなら自分の判断で引き落としができるはずなので、入ってるお金は引き落として終わりにしよう、と言う算段でした。

Pears trust と Mediafin

手続きが完了して、契約した書類やらが届きました。

2つの会社が存在してどっちがどんな役割なのかさっぱりでした。（笑）

もう書類を捨てちゃったので写真がなくて申し訳ないですが、下記の2社が絡んでいました。

Pears trust
https://www.pearstrust.com（外部リンク）

MEDIAFIN メディアフィン
https://www.mediafin.co.nz/jpn/index.html（外部リンク）

なんだかそれっぽいキャッシュカードも届きました。

銀行のATMでも引き落とせるとHさんが言っていたので、試しに行ってみると、

はい、下ろせなーーい

英語でなんか出てきて意味不明。

Hさんに連絡すると、上記の2社に連絡してみてと言われ、

連絡するも返事なーーし。

この時点で自分の中で終了しました。

Hさんはなんだか楽しそうでしたが、結局3回くらいあってそれ以降お会いしていません。

もう10万円は帰ってこないと諦めました。

なかなか難しいですね、真面目な人は世の中におらんのかな、とじわじわ人間不信になってきました。

この記事を書いているのが2019年1月18日ですが、Pears trust と Mediafinについて調べてみると被疑者が集まって連絡取り合ってるコミュニティがありました。

投資詐欺MEDIA FIN(メディアフィン)
http://sagi110fund.blog.fc2.com/blog-entry-2.html（外部リンク）

どうやら私が関わっていた2013年頃から少し経った2015年頃立ち上がったコミュニティのようです。

みなさん同じような手口でお金取られた、預金下ろせない、と書き込みされています。

最近はネットの情報が豊富なので、人づてで聞いたもうけ話はネットで調べてみてからやるのが良さそうですね！

みなさん十分ご注意くださいませ。

次回、もう疲れ果てた私は投資はしばらく諦めて転職できないか調べたり、信頼できる人から紹介をお願いしていました。

そしてついにファイナンシャルプランナーと出会うことになったのです。

つづく・・・共働きで貯金をするためFP(ファイナンシャルプランナー)に相談する訳

2013年夏手前 わたなべ25歳 加入しているもの
月額2万5千円の海外の積立商品
月額3千円の診断型ガン保険
海外銀行口座開設で10万払ったけど全てパー