私は結婚して5年目になりますが、結婚当時、夫婦のお小遣いについて色々と奥さんと話し合ってきました。

奥さんが看護師なので自分より収入が多い中、どうやって決めるのがお互い納得いくのだろうか。

かつ、お互いの将来のために貯金をしっかりやるにはどうしたら良いのか。

そこで考えに考えいくつか試した結果、最終的に落ち着いたのが「ストリクトバジェット法」という考え方です。

これは私が昨日(2018年11月20日)、電車の中で思いついた言葉です。(笑)

直訳すると「厳格な予算」という意味です。

共働きでお互い収入がある場合に(どっちかが働いてなくても使えますが)特に使える考え方ではないかと思ってます。

“予算”という考えをどれくらいお小遣いに厳しく落とし込めるかが、鍵となります。

では「ストリクトバジェット法」で具体的にどのようにお小遣いを決めていくのかお話ししていきたいと思います。

家庭の支出を”厳格”に見る

「ストリクトバジェット法」にはしっかりとやらなければならない5ステップがあります。

  1. カテゴリ(下記参考)ごとに6ヶ月間の支出を家計簿に記録する
  2. その他1年にの中で1回発生する支出を全て確実に洗い出す
  3. 1年に1回支払うものはボーナスがあればボーナスから払うとし、1年で合計いくらかかるのか記録する
  4. 毎月の手取り額を見ながらカテゴリごとにこれだけあれば絶対足りるという金額(予算)を設定する ※ボーナスがない場合、1年に1回の支払いは12ヶ月で割った金額を毎月の予算に盛り込む
  5. 手取り額の1割は貯金するよう「貯金の予算」も決め、余った金額から2人のお小遣いを相談して決める

<参考>管理人わたなべ家のカテゴリ
食費、ネット光熱費、日用消耗品、子供用品、雑費、車関連、美容関係(妻)、美容関係(夫)、プレゼント・差し入れ、病院(検診、人間ドック含む)、医療(生命)保険、スマホ代、その他1万円以上の出費(家具家電など)

めんどくさいですが、貯金も貯めつつお互い納得のいくお小遣い額を決めるには、このステップを欠かすことはできません。

このステップを踏んで、決めたお小遣いであればお互いがお互いに対してお小遣い額について不満を言うことがありません。

と言うよりかは、不満を言う隙がありません。

このステップを考えつくまでに感じた注意点が2つあります。

1つ目は「各カテゴリの総予算を絶対超えないようにしなければならない」ということと。

2つ目は「毎月の収支は必ずプラスになるよう設定し、ボーナスで補填しようなどと絶対考えないこと」です。

予算を超えた金額を払い続けてしまうと「もういっか」という気持ちが生まれ、急にお金をコントロールすることができなくなってしまいます。

これは恐いくらいの現象ですが、実際にやってみるとわかります。

「せっかく毎月予算を決めたけど、予算超えちゃうし、今月どうしても◯◯欲しいから超えても仕方ない」

こうなると崩壊します。

貯金もできないし、毎月の収支はマイナスとなります。

毎月の収支がマイナスになると、ボーナスで補填することになり、ボーナスを思うように使えなくなります。

ボーナスは毎月頑張ったご褒美(物や旅行や美味しいもの食べたり)として使えるようにするのが良いので、毎月の手取り額を超えた分の補填に使ってしまうとそんな余裕はなくなります。

ボーナスもすっからかんになってしまいます。

ですので、毎月の予算を設定する際、からなず手取り額を超えないように金額を設定しなければなりません。

と、言われても超えちゃうけど・・・

「手取り額を超えないようにするなんて無理!」と感じる方がいらっしゃると思います。

大変お伝えしにくいですが、それは毎月の固定費が身の丈に合っておりません。

「夫婦の手取りが40万で家賃が15万はかかってるから他のカテゴリ、貯金にお金が振り分けられない」といったように感じることがあるとすれば、それはもっと家賃の安い家に住まなければなりません。

スマホ代が月々1万円!って人も楽天モバイルやmineoなどに乗り換え、格安スマホにするのが良いです。

固定費が大きな割合を占めていると、貯金などに割り当てるお金が捻出できないと感じやすいので、毎月必ずかかる支払いは見直しが必要です。

毎月1割を貯金するという考えも非常に大切です。

何に使うかはともかくとして貯金癖は全ての人類に必要ですから、取り入れていきましょう。

なぜ1割の貯金が必要なのかについては、別記事がありますので時間がある方はこちらの記事を読んでみてください。

一人暮らしでも家族でも貯金・資産を増やす普遍的な考え方〜バビロンの大富豪より1〜

あれこれ書いてしまいましたが、ここまでの経過を経て、やっと自分たちのお小遣いを決定できます。

具体的にいくらになるかは収入と毎月の支出次第なのでなんとも言えませんが、わたなべ家はお互い3万5千円ずつです。

3万5千円にはどんな支払いを計上しているかについては過去記事で書いていますが、基本的に「自分一人のための支払い」は自分のお小遣いから出してます。

それ以外は共通予算として毎月の予算に計上しています。

参考 共働き夫婦のおこづかいはいくら?内訳は?毎月オーバーしない方法

上記の5つのステップと2つの注意点を考えるとかなりヘトヘトになりますが、逆にここまで練り込まれればお互い納得できるお小遣いが設定できます。

「今月飲みに行き過ぎじゃない?」って奥さんが夫に対して感じることがあっても、それは二人で相談した結果のお小遣いをオーバーすることになるので、1,000%夫が悪いです。

「しょうがないだろう、付き合いなんだから」なんて言い訳しているようでは、貯金はたまらないし逆に奥さんの不満が溜まります。

家族で納得のいく人生を歩んでいくにはそこをないがしろにするのは論外ですから、しっかりと家族で話し合ったことは守って生きていくのがみんなハッピーになるはずです。

「ストリクトバジェット法」は簡単なやり方ではないですが、しっかりと貯金しながらお互いが納得のいくお小遣い額を決めるための方法です。

もし「うまくいかない!」って人がいらっしゃいましたらご連絡くださいませ。

管理人紹介ページの問い合わせフォームからご連絡いただければと思います!

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