「共働きで夫婦ともに忙しい中、それでも私(妻の方)が家事の中心・・・」

「子供の面倒だって私なのに・・・」

という家庭ってまだまだ多いんじゃないでしょうか?

共働きの家庭が年々増えていっている中、家事のことで悩む家庭も増えていっているようの思います。

実働時間が夫より妻の方が長い場合だってあると思います。

ここで面白いデータを紹介すると、総務省が2016年に行った「社会生活基本調査」によると、共働き夫婦がやる家事(洗濯、食事、掃除など)の1日平均時間は夫14分、妻180分という衝撃の結果になっているそうです。

平成28年社会生活基本調査の結果(総務省統計局)
https://www.stat.go.jp/data/shakai/2016/kekka.html(外部リンク)

えっ?夫やらなすぎでは?と夫側の自分でさえ、思ってしまいます。

今回、なかなか家事をしてくれない夫に対してうまく家事をやってもらう方法をお伝えしたいと思います。

できる限り家事は「朝」やらせる

誰だって仕事で疲れてヘトヘトになって帰ってきてから買い物、ご飯、掃除、洗濯、子供の世話、お風呂掃除、食器洗いを一人でやるなんで無理です。

不公平感満載であっという間に自我が崩壊します(笑)

朝何時に夫が家を出て、何時に帰ってくるかは人それぞれだと思いますが、夫にはとりあえず朝だけで良いから家事をしてもらいましょう。

夜帰ってきて仕事で疲れた、その気持ちはわかる。

でも妻だって仕事をしている。妻だって仕事で疲れている。

数値とかで測れないような「自分の方が疲れている」という発言をしたって妻も子供も誰も納得できません。

「自分の方が疲れている」という発言は家庭での禁句にして、まずは朝に家事をやってもらいましょう。

具体的にどんなことをお願いするかというと、例えば下記の家事はお願いしやすいです。

  • 朝起きる時間に洗濯が終わるようにセットして、朝起きたら干してもらう
  • 洗濯が終わっていればお風呂のお湯はもう使わないので、朝風呂掃除をする
  • 夜に洗った食器等を元の位置に戻す
  • トイレ掃除をする
  • その日出すゴミをまとめる
  • 子供の保育園、学校の準備の確認

などなど1日のうちのどこかでやれば良い家事って意外とあります。

夜疲れたとかいうなら朝やってもらいましょう。

朝でも夜でも良いから夫婦で分担した家事をやるという夫婦での約束にし、夫には朝できそうな家事を分担しましょう。

夜できるなら他にも手伝ってもらえば良いし、夜はもう力が出ない〜なんて顔が濡れたアンパンマンみたいなこというなら夜はとっとと寝て、朝やれば良いんです。

どのみち家事からは逃げられないのですから、あとは体力との相談です。

風呂掃除は意外と体力を使うような家事なので、朝やるのがたいへんオススメです。

家事をする、という当たり前を早めに身につけさせる

どんな家庭で育ってきたか(親が家事を手伝わせきたか)によって、夫が家事をするかどうか変わってくると思います。

または学生時代に一人暮らしや社会人一人暮らしを経験して、「家事って大変だ」と痛感している人であれば、割と家事をすることに抵抗がないと思います。

問題は、今までの人生で家事と向き合ってこなかった人ですよね。

もう結婚してしばらく経ってしまっていると難しいかもしれませんが、家事と向き合えない夫には強制的に家事を割り当てるしかありません。

夜ご飯食べた食器は夫が洗う、土曜日は家の掃除を夫がする、朝のゴミ出しは夫がする、といったようにアサインしてしまいましょう。

「家事はできる方がやるシステム」って、私と奥さんでやってもうまくいかなかったし、奥さんの実家にいて奥さんの両親とそうした時だってうまくいきませんでした。

「家事はできる方がやるシステム」は多くの場合うまく機能しませんので、家事が体に染み付いてない夫にはまずタスクとして家事をアサインしちゃいましょう。

それでも家事ができない場合は、なんとか時間を見繕って夫のやる気がなさすぎるので二人の関係にヒビが入ってしまっても致し方ないと思います。。。

妻の心身のバランスが崩れないように、夫にもバリバリやってもらいましょう!

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