先日、高校時代の先輩と後輩と一緒に市民駅伝に参加して、終わった後みんなで食事に行ったのですが、その時先輩がこんなことを言ってました。

「(多めに支払いながら)うちは夫婦でお金別々に管理しててお小遣いの上限はないから。」

サッと多めに支払う姿に後輩たちは「あざす」でしたが、私は複雑な気持ちでした。

お小遣いの上限なし・・・?ミラクルな話だけど、先輩、2人目産まれるんですよね?と心では思いました。

みなさんはどうですか?

私は「共働きでもお金管理は一緒にやるべし」という考えなので、その理由を書いていきたいと思います。

共働きでもお金管理は一つにする理由

先ほど紹介した先輩の家計簿を見せてもらったわけではないので、一概に先輩のやり方が良くないというつもりはないのですが、ここだけは押さえとくべきポイントではないかと思う点を挙げたいと思います。

お金管理を一つにした方が何かと良い理由1

どっちが何を支払うか問題が起こる

例えば家賃、光熱費、通信費、食費などを主に毎月一定額かかる支払いをどっちが払うかという話です。

夫婦で収入が近い場合、家賃は夫で光熱費は妻で通信費はそれぞれ払って・・・とやっていって、残りのお金がある程度均等にならないと不満が生まれかねません。

「私の方が食費に使ってるんだけど」や「俺がニトリで支払いしたから結構使ったんだけど」と言って、何かと調整が必要になります。

別々にお金を管理する時はとにかく「致し方ない支払いを均して残りの額が近くなるようにする」ことが必要だったりします。

でないと自分に残る分が相手より全然少ないということが起こったりするので、何かと面倒なことが増えるので共通管理にした方が良いと思います。

お金管理を一つにした方が何かと良い理由2

相手がどんだけ個人的に使ってるのか見えない

致し方ない支払いがうまく均せたとして、ある程度同じ額が手元に残ったとします。

では、その残った額(貯金する予定なら貯金を引いて)から一体いくら使って、いくらくらい残せているのかわからないという点です。

下手したら預金の探り合いが起きかねません。(笑)

もし「毎月3万円くらいはお互い貯金しよう」という緩い目標を立ててあとは自由に管理、というようにしていたら危険です。

人間、そんな緩い目標(特に他人に干渉されない目標)なんか立てても自分の欲望に負けることが多いでしょう。

預金を見てみたら意外に貯まってない!ということもあり得るでしょう。

最低でも◯◯円は貯めなきゃダメ!という設定をして、給与口座から貯金用の口座に移すくらいはした方が絶対に良いです。

天引きして貯めるでもgoodですし、とにかく「普段の口座でやりくり&貯金」は一番やっちゃいけない口座スタイルなので、貯金分をどこかに移す必要があります。

貯金分は別の口座に確保することになっているのであれば、極端な話、あとは預金が減らない程度に自由に使うのはアリかもしれません。

ですが、経験上「お小遣い額を足りるか足りないかくらいの額に設定する」と、良い緊張感でお金を使えるので自分を律することができると思います。

でないと、どちらかが働けなくなった時や、自分の給料が下がった時、相手の給料が下がった時などに自分のお金の使い方を抑止できません。

「一定額の中でやりくり」するという習慣は誰しも必要な感覚ですので、やはりフリースタイルは危険な気がしますね。

じゃあ共働きでお金を一つで管理ってどうやるのさ?

これから夫婦で共通管理するという時は、毎月の予算化がおすすめです。

将来に向けた計画的な貯金をするためにも、少しタイトにコントロールするくらいの方が貯まります。

こちらの記事で予算化について詳しく書いてありますので、ぜひ読んでみてください〜!

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