今回は、前回に引き続きバビロンの大富豪の話から、資産を増やすための2つ目の知恵についてお話したいと思います。
前回記事を読まれていない方は、下記の前回記事を読まれてから本記事を読んでみてください。
一人暮らしでも家族でも貯金・資産を増やす普遍的な考え方〜バビロンの大富豪より1〜
第二の知恵 自分の欲求と必要経費とを混同しない
自分の欲求と、必要経費とは何か?
そのことについて、本にはこのように書かれています。
「私たちがそれぞれ必要経費と呼んでいるものは、自分で気をつけない限り、必ず収入と等しくなるまで大きくなってしまう」
「金を使いたいと思うものを一つひとつあげ、その中から必要なもの、収入の九割の支出でまかなえるものを選ぶのです。」
「また、金を使いたいと思う必要な支出について予算を立ててください。」と書かれています。
前回、第一の知恵について書きましたが、お金を貯めたいと思ったら毎月入ってくるお金の1割は使わないことという話でした。
使って良い九割をどのように使うか、第二の知恵はその方法についてのお話です。
前回の話を読んでくれた方の中には「えっ、1割使わないなんて無理だし。はみ出ることもあるくらいだ。」
と感じた方もいたと思います。
収入が多くないからこそ、本当に必要なものだけ、厳選された物にだけしかお金を使わないように、無くてはならないもの、無くても良いものをしっかり選別する必要があります。
私も使いすぎてしまう月があるほど支出がコントロールできない頃もありましたが、今はそんなことがありません。
実際にどのようにすれば良いのか、私が実践してきた方法をお伝えしたいと思います。
正しくお金を使う
このサイトでは、基本的には子供がいる共働き夫婦に向けた情報を書いていますが、この話は一人暮らしをしている方でも役に立つ話だと思います。
私はまず最初のステップとして、3ヶ月間、きっちり家計簿をつけてどんなことにお金を払っているのか知るところから始めました。
夫婦でどんなことに使ったのかカテゴリーごとに記録していきます。
※別の記事でオススメする家計簿アプリを紹介したいと思いますが、記事作成まで少しお待ちください。
→2018年10月4日追記
家計簿アプリの記事を作成しました!こちらへどうぞ→→→スマホで超使えると家計簿アプリ!夫婦共通で支出管理できるクラウド型
毎月のカテゴリーはこのように分けています。(年間で管理している医療保険、車の保険料などは別計算してます)
- 食費(外食は含めない)
- 夫婦のお小遣い(外食はここ)
- 光熱費(電気、ガス、水道、ネット)
- 日用雑貨(日常の小物など、シャンプー、洗剤など)
- 子供関連(被服費、おむつ、おもちゃ)
- 車関連(ガソリン、駐車場、高速料金)
- 奥さんの美容関連(化粧品、美容室)
- 自分の美容関連(美容室)
- 医療費(医療費、人間ドック、ワクチン)
- プレゼント、差入れ
- スマホ料金
- 大型出費(旅行、家電、家具など)
- その他雑費(手数料、何かの支払い、書籍など)
このリストが確立するのに2,3年かかりましたが、これくらい日々かかるであろうお金が把握できていると、毎月の支出がキレイに把握できます。
本当に必要なのは食費、光熱費、日用雑貨、スマホ料金、壊れた家具家電などで、それ以外に緊急性と重要性が高いものは無いはずです。
カテゴリーに振り分ける前に年間で支払う予定のものも洗い出し、年間支出も別で把握します。
その分も結局は毎月のお金からまかなうことになるので、一月に入ってくるお金のうち約2割ほど貯まるよう設定し、その余った分から毎月のカテゴリーへ振り分けています。
今度はカテゴリー分けしたものに対して、それぞれ毎月いくら使うか予め予算(この金額までは使って良いというボーダーライン)を決めました。
3ヶ月記録した家計簿を見ながら奥さんとどのカテゴリーにいくら使うか考えました。
決めて2ヶ月試して修正、2ヶ月試して修正していい具合に落ち着きました。
多少余るだろうという金額を設定して、はみ出さないようにしました。
多少はみ出したとしてもすべてのカテゴリーが予算をはみでることがないので、「こっちがはみ出ても、あっちが予算余ってるからOK」くらいの感覚でやっています。
じゃないと気が気じゃなくなります(笑)
予算を決めることは非常に大変でしたが、決めて数ヶ月も経てば感覚が慣れてきます。
「今月は家具を買ってしまったから、全体的に予算内に納めよう。」
「今月は美容院我慢して、来月早々に行こう(笑)」
など、どうしてもの支出でなければ自然とお金を使うことをコントロールできるようになってきます。
そして、それさえ守って過ごしていれば2割は貯まっているということです。
ボーナス分は正直プラスαとして考えていますので、旅行に使ったり娯楽に使ってあとは貯金しています。
毎月もっと使いたい!と感じることもありますが、子供のことを考えればそこまでイラ立たずに抑えられるはずです。
家族全体のことを考えてしっかり支出をコントロールできるようになれば、毎月1割ほどは貯められることができるようになるわけです。
近々、夫婦で使う超おすすめ家計簿アプリの記事も書きますので、そちらのアプリを使って支出の把握に挑戦していただけたらと思います!
次回は第三の知恵「貯めた資金は寝かさずに増やす」についてお話ししていきたいと思います。
口座の貯金をしっかり増やす!まずはローリスク・ローリターン 〜バビロンの大富豪より3〜
→2018年10月4日追記 家計簿アプリの記事を作成しました!
→→→スマホで超使えると家計簿アプリ!夫婦共通で支出管理できるクラウド型
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