貯金って年間いくらしているか?
という話題をよく耳にしますが、私は「年間」じゃなくて「毎月」に注目して貯金すべきだと心の中で反論しています。
それはボーナスが安定して入る人も、不定期で入る人も、どちらもです。
私も以前は年間いくら貯める!という目標を立てていましたが、目標を立てて数ヶ月で破綻しました。(笑)
月々いくら貯めるというやり方に変えてからうまくいくようになった理由について今回書いてきたいと思います。
月々の収支をしっかり管理
ではなぜ年間で目標を立てるのがよくないのか?
3つの理由について解説したいと思います。
給料は毎月入るから
「1年でいくら貯める」という目標は期間が長すぎるというデメリットがあります。
年間いくらって目標を立てても、ほとんどの人が毎月給料をもらうわけで、ボーナスだけで貯金するというのは現実的ではありません。
ボーナスというものをもらって多少なりとも使いたくなるのが人間の心情ですし、ボーナスに頼って毎月給料分を使い果たすというコントロールだとしたら危険です。
いくら給料が安くても毎月しっかり残して貯める、という習慣がないとボーナスだって入ったら使うはずです。
毎月の給料を見て、いくらかでも貯金に回すという癖を作り、貯めるサイクルを短くしていくことで小さな目標を達成し続ける方が貯まりやすいです。
「1年で」という目標は頓挫しやすい
貯金以外でもそうですが、「1年で」という目標は最初の1ヶ月は気合が入るものの、2ヶ月目、3ヶ月目となるとだんだんテンションが下がってきます。
「1年後」に達成できていれば良いので、2ヶ月目は「まだ時間がある」って気持ちになってしまいます。
3ヶ月目は「まだまだ余裕」という気持ちになってきます。
そして4、5ヶ月目になるとうまくいっていないペースに対して「達成できない気がする」という弱い気持ちが生まれ、そのまま12ヶ月が経ちます。
夏休みの宿題と同じです、8月31日までにやればいい、ではうまく処理できません。
今週は国語のドリル、来週は数学のドリルとしたり、それぞれのドリルをページ数で分割したり、目標は小分けにしていく方が緊張感をキープできます。
やはり給料が入る1ヶ月単位で貯金をする方が程よい緊張感を保てます!
◯◯円以内で生活するというコントロールが大切
習慣がない人は本当にないですが、給料のうち何%は貯金するという決意と実行力を養う必要があります。
そして、それを鍛えるのに一年単位というのは長すぎます。
その力が一度身につけば給料が上がっても下がっても収支をコントロールでき、一定の割合で貯金ができます。
絶対値として毎月3万円貯金するでも良いと思います。
給料が順調に上がる人なら「毎月いくら貯める」という考えではなく、「毎月◯◯円以内で生活する」として考える方が貯金額をどんどん増やすことができます。
給料が上がって生活レベルも一緒に上げてしまうと、貯金額が思ったより増えないということになりますので、生活費を縛る方がたまりやすいです。
目標はできるだけ小刻みに叶えて行く方が継続させやすいので、うまく貯金できていない方は参考にしてみてください。
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