つい昨日、職場の人とこんな話をしました。

Aさん「年収がいっくら高くても貯金ゼロって人いるけど謎だよね。」

Bさん「でもそこそこないとキツイっすけど、、、」

「でも収入15万とかでも貯金できる人いたりしますもんね。」

というように、例え年収1,000万、1,500万と言っても貯金ゼロという人は珍しくありません。

ではなぜ年収1,000万とかある人で貯金がたまらない人がいるのでしょうか?

人は、一度上がると戻れない

私の仮説では、就職してから順調に、あるいは飛躍して収入が上がっていった人にその傾向があると感じています。

何故なら、年々上がっていく収入を見てると「今は貯金してなくても上がっていくから大丈夫」って感じやすいからです。

しかも、まともなサラリーマンで年収1,000万ともなると、同じような年収の人と比較して持ち物やステータスを維持、グレードアップしなくちゃという気持ちが働きます。

”自分は買える人”だと。

付き合いで使う金も増えて、買い物の金額も上がり、家賃も上がる。

ですが、一度上がったらその生活から戻れないのです。

今の私の同僚でまさにその病に掛った人がいまして、彼は数年間夜勤中心に働き、ひたすら仕事に人生を捧げていました。

夜勤が続けばそりゃ給与も上がるわけで、3、4年間結構お高い給与をもらっていたようです。

その彼が去年の10月から仕事内容が昼間だけになり、急に給与が下がりました。

ですが、その時点では貯金があり、ゴルフクラブを買ったり、趣味で使ったりと、下がった給与に合ったお金の使い方ではなく、それ以前の使い方から抜けられなかったのです。

そしてその使い方を続けて約1年が経ち、ある日彼は「あれ、今月クレジットカードの支払いできない、、、?」と口座から現金を引き落として感じたのです。

その彼に「直ちにクレジットカードを使うのを止めたほうが良い。焦げ付くとまずい。」とアドバイスして、全財産2万円までいきましたがなんとか焦げ付かずに済みました。

私「どうしてセーブしなかったんですか?」と聞くと、

Cさん「残額気にしなくても残高あると思ってました。」と言いました。

それこそが恐ろしいことで、人間は、入ってくるお金が上がり調子になるとそれに合わして支出を上げてしまいます。

そして、一度覚えた使いっぷりは気持ちの良いもので「今月全然使っていない」ってストレスすら感じます。

こうなると、なかなか支出のコントロールなんて気持ちにはなれません。

ですので、給与が多くないときからいかに貯金体質を作れるかが鍵となります。

貯金体質

冒頭で、収入が15万円しかない人でも貯金ができる人はできると書きました。

高収入な人は「そんなの無理!」って当然思うかと思いますが、15万から始まるとそうでもないです。

実際、それで暮らしていかなきゃいけないのであらゆる工夫をする必要があります。

家賃も抑えて、食費も抑えて、なるべく光熱費や被服費を抑えて、娯楽もなるべく制限していけば、1万、2万くらいは貯金できますよね?

貯金は、絶対に収入の1割はやらなければなりませんので、そこで貯金もできる体質を作っておくと、後々その感覚が活きて来ます。

貯金は普段の銀行口座とは別の口座に移したり、天引きして定額貯金に回せば必然と貯まります。

「1割を天引きで別口座に貯める」は貯金の王道のやり方ですので、これで貯める癖をつけていくと、逆にたまらないとストレスを感じる体になってきます。

その感覚を大切にし、収入が上がっても貯金は維持することだけ気をつければ貯まるように生活していくことができます。

そうすることで、たとえ収入が上がっていっても一定額の貯金をする習慣を無理なく続けることができます。

簡単そうなことですが、高収入になってからそれを始めるのは結構勇気が要ります。

自分の欲しいものを継続的に買うこと、良いステータスを維持することは本人にとって死活問題にまでなりますから、その状況で「給料の1割を貯金しよう」という声は届きません。

「収入が高いかどうか」よりも「収入の何割を貯金に回せているのか」が大切ですので、ぜひ覚えておいてください!

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