貯金が100万円ある人は「100万円しかない」という不安があります。
しかし、貯金1,000万円あっても「1,000万円しかない」という不安があります。
100万円と1,000万円という金額だけを見るとそれは1,000万円の方が多いですが、実は心理的には同じことが多いです。
私も結婚する前(23歳頃)、「人生一体いくらあれば足りるんだ?」と思い、見えない不安を感じ始めました。
周りをみるとそんなに貯金をしているように思えないし、これで良いのか・・・?と思ってました。
そんな不安を消し去ってくれたのが、25歳の時に出会ったファイナンシャルプランナーです。
今回はファイナンシャルプランナー(以下、FPと略します)と出会ったどうしてその不安が消えたのか書いていきたいと思います。
1,000万円貯まると何かが変わる?
こんな記事がありした。
読者のリアル 1000万円貯めても「不安消えない」
1000万円貯めると何が変わる? 圧倒的第1位は…
https://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/060400192/060400001/(外部リンク)
アンケートの結果を見てみると、面白い結果になっています。
「1,000万円の貯金を達成したらどう変わった?」と、実際に1,000万円貯まった人に質問したところ、7割の人が「特に変わらない」と回答したそうです。
銀行にあるお金は確かに増えたのに、心理的には何も変わらない人が大半なのです。
私も貯金50万円でも150万でも気持ちは何も変わらなかったので、多分1,000万円でも変わらないと思います。
でも、あることをすると変わるんです。
私の場合、とりあえず家族で現金300万円あれば不安なく過ごせることがわかりました。
その理由は、FPさんとライフプランニングをしたからです。
ライフプランニング?
ライフプランニング、日本語だと人生設計とか言われますが、人生をどのように生きていきのか考えて計画することです。
目標、目的があって貯金すれば良いんじゃない?と考える人もいると思いますが、私はそれだけではまだ不安は消えないと思っています。
FPさんは今からどんな家族構成にするつもりで、どんな生活をしていきたくて、どんなところに住んで、何歳まで生きたいのか一緒に考えてくれます。
実際に何歳まで生きるかは20代では到底わかりませんが、とりあえず平均寿命と言われる年齢までは生きると思って良いと思います。
何をしていきたいのかFPさんに伝え、その人生を叶えるためにはどのくらいお金がかかるかFPさんが試算をしてくれました。
試算結果は1億ほにゃらら円でした。
そのあと、家族(または自分一人で)でどのくらい稼いでいけそうかも試算します。
そのシミュレーションをなるべく具体的にやっていくことで、「自分の描く人生を生きることができるか」見えてきます。
例えば、大きい企業に就職してそこで働き続けるつもりなら、雇用がある程度約束されているでしょうから収入の概算も計算できますよね。
支出は物価上昇も加味してもらって、毎月の収支も一緒に考えました。
子供の養育費や学費等(大学は理系でとか)ももちろんいれて1ヶ月くらいかけて丁寧に整理していきます。
それをまとめた資料を提示してもらい、お金に関するほぼ不安は消えました。
なぜなら、どのくらいの貯金をしていけば良いのか見えたからです。
自分が描く人生を生きるために必要なお金が見えたので、そのお金の目標を意識しながら生きていけば良い訳です。
人生で起こるリスク(万が一の死亡)も考慮していますので、万が一の時もある程度不安が整理できます。
おそらく1,000万円貯まっても不安な人はずっと不安ですし、心理的には特に変化しません。
問題は「足りるのか、足りないのか」知ることです。
それが見えたら不安は拭えます。
ぜひ一度腰を据えてライフプランニングしてみてください。
最近はFPさんが増えてきていますので、長い付き合いができそうなFPさんを見つけて相談するのが良いと思います!
ライフプランニングの考え方についてこれからも記事を書いていきますので、参考になるよう作っていきたいと思います。
- 子育てで忙しくてもなんとか収入を上げたい・・・
- 共働きでバタバタしている毎日、こんなことを感じませんか?
- もう少しだけ収入が上がらないかな
- 忙しすぎるから、給料そのままで働く時間を短くしたい
- 自宅だけでできる副業ってないのかな?
- 今のペースで働くのはキツイからなんとかしたい・・・
そこで、子供と遊ぶ時間を維持しながらでもできる収入アップの方法をご紹介いたします。外出しなくてもできるので私も実践している方法です。詳しい内容についてはこちらの記事へどうぞ。