前回の記事では、貯金ができない人の特徴について触れ、今の時代は貯金がしにくいと説明させていただきました。
貯金できない人の特徴は?結婚相手に貯金させる習慣をつける方法
毎月多くのお金を使ってしまう人の特徴として、クレジットカードをよく使っていることが挙げられます。
なんでも欲しい時に欲しいタイミングで決済でき、手元のお金を気にすることなく買うことができてしまうのは、便利な反面、お金を使った感覚がありません。
ですので、現金のみで普段過ごすことにより、お金の重みを感じながら生活することができ、浪費を抑制することに繋がります。
クレジットカードなしで生活することに慣れてきたら、その次のステップとして「天引き」を活用することで、お金を貯める習慣を身につけることができます。
天引き?
天引きとは、毎月の給料支給のタイミングに合わせて、予め差し引くことを言います。
この仕組みが最もシンプルに貯金をすることでできる最強の方法です。
貯金ができない人は、給料が入って「自分の残高はまだある」という感覚になることで、預金がある限り使おうとしてしまいます。
ですが、天引きを活用することで給料日になっても設定した金額が差し引かれた分しか給料が入りませんので、例え預金をたくさん使ってしまっても別の口座等で天引き分のお金は管理されているので、簡単に引き出すことはできません。
貯金は自分で頑張るのではなく、仕組みでやることで確実に貯金できるというわけです。
「毎月余った額を使わないで貯めていけば良い」という考えでは決して貯金はできません。
絶対にです。
天引きは、万が一お金が必要になった場合手続きすればすぐに下ろせるところもあれば、来月引き出してくれる等々商品によって異なりますので、下ろせるタイミングは申し込み時に必ず確認しましょう。
貯金は「頑張ってやるのではなく、仕組みでやる」のです!
どうやって天引きを始められるの?
企業が財形制度(勤労者財産形成促進制度の略称)を設けて入れば、自分の勤務する会社の給与課みたいな窓口で申し込むことで、給与から天引きして貯金をすることができます。
一般財形貯蓄、財形年金貯蓄などいくつかの財形制度があったり、大きな企業では社内預金の制度があったりします。
それらを活用して、毎月の給料の1割ほどを天引きしてもらうのが良いでしょう。
1割でも2割でも構いませんが、まずは1割ほどをお勧めします。
1割で数ヶ月やってみて、倹約習慣がついてきたら2割に近づけでいくのが良いかと思います。
もし会社に財形制度がない場合は銀行や、ゆうちょ銀行でも同じような方法で貯金することができます。
例えばUFJ銀行ではこのように「自動つみたて定期預金」という商品があります。
ゆうちょ銀行では、「自動積立定期預金」という商品があります。
それぞれ利率は銀行に問い合わせていただけたらと思いますが、一般的には企業で設けている財形制度の方が利率が良いです。
簡単に言えば、会社の財形制度を使った方がお金が増えやすいということです。
銀行の定期預金はみなさんご存知の通り、スズメの涙ほどの利子しかつきませんので、企業の財形制度の方が貯まります。
まずは自身が所属する会社の制度を調べてみて、加入を検討してみてください。
貯金するにも、給料が絶対的に少ない・・・
と、今感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
毎月の給料はもちろん人によって異なりますが、入ってくる給料(健康保険や雇用保険、所得税、住民税などを差し引いた額)の1割は必ず貯めるという決意さえすれば必ず貯金はできます。
毎月40万給料があっても赤字の人もいれば、15万の給料でも数万円貯金できたりします。
貯金が難しいと今感じている人は、自分の給料を冷静に見て見合ったお金の使い方ができていない、もしくは、ローンやクレジットカードの返済で使った感覚もなくお金が出て行ってしまうためだと思います。
天引き制度は、それらの返済がたくさんある状況で始めてはなりません。
天引きを使ってしまい、返済が滞ってしまったり、クレジットの支払いができないと社会的信用を損なうことになりますので、返済額が毎月多ければまず返済に集中して、その後天引きを始めるのが良いと思います。
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