共働きが当たり前になりつつある現代ですが、どうして共働きの家庭が増加しているのでしょうか?
共働きする意味とは・・・なんて少し難しい角度から今日は考えてみたいと思います。
どうして共働きが増えている?
まずはどのくらい共働き家庭が増えているかみたいと思います。
引用:平成29年版厚生労働白書 本編図表バックデータ
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/17/backdata/index.html(外部リンク)
こちらの表を見ると、明らかに共働き家庭が増加し、夫のみが働く家庭が減少していますね。
またもう少し詳しくみてみると、2009年頃から共働き家庭は増え続け、夫のみ働く家庭は減り続けているように見えます。
他にも良い資料がないか探していたところ、面白い資料がありました。
男性30代の平均年収の推移をまとめている方がいたので、その資料を引用して見てみましょう。
引用:年収ラボ 30歳代 平均年収調査結果(平成25年)
https://nensyu-labo.com/nendai_30.htm(外部リンク)
この資料をみると、2009年(平成21年)にがくんと平均年収が下がっていませんか・・・?!
この2つの資料の変化が同じ理由によって起きていてるのかもしれませんね。
30代男性の平均年収が下がったことと、共働き家庭が増えたこと、関係がありそうですね。
もう少し調べてみたら、なるほどという理由がありました。
男性の平均年収現象と共働き家庭増加
ここまでの調べによると、2009年頃「何かあったんかな?」って考えられますが、何が起こっていたのでしょうか。
その年について軽く振り返るとすぐリーマンショックに行き当たりました。
いまさら聞けないリーマンショック
わかりやすくまとめときます。
リーマン・ブラザーズという会社が破綻したことから始まった世界的金融・経済危機です。
リーマン・ブラザーズはアメリカ・ニューヨークの大手投資銀行なんだとか。
問題は、破綻したからって日本人に何の影響があんの?です。
直接的な影響はなかったんですが、アメリカドルが売られまくって、当時安定とされていた日本円が買われてしまい、一時1ドル87円まで下落してしまいました。(円の価値が上がった)
日本は輸出で利益だしてる国なので、円高になればなるほど景気が悪くなり、日本株価も下落しました。
よって、日本国内では多くの企業がダメージを受け、給料が減った人が大勢でた、ということです。
私の前職は医療関係でしたが、まったく影響ナッシングでしたね。
その影響から立ち直るのに5年ほどかかったと言われてるそうです。
リーマンショックと共働き家庭の関係
こっからは勝手な妄想ですが、リーマンショックによる影響で日本男性サラリーマンの給料が下がったことで、旦那だけに任せとけないから妻も働かねばという雰囲気がでてきた、という仮説です。
とは言っても経済が回復したような雰囲気の近年においても旦那だけが働く家庭は減る一方ですから、リーマンショックが本当に影響を与えたのかはわかりません。
でも少なからず「旦那の給料が下がって今までの生活が維持できなくなった。私も働かないと・・・。」って思った妻はいたはずです。
そのときに生まれた世間的な共働き雰囲気(テレビでのいろんな報道もあったでしょうし)が今に繋がっているのかもしれません。
日本女性のDNAに「旦那の稼ぎだけに期待する時代は終わった。自分も稼ぐ力をつけるべきだ。」と刻まれたんじゃないかと思います。
その思いを後押しするように、企業が男だけを当てにする風潮は薄れ、機能するなら女性でも問題ない、むしろ女性の方が良いという考えもあると思います。
つまり、女性が上を目指せる時代になったことも、女性が仕事を続ける意味の一つになっているんじゃないかということです。
つまり、共働きする意味というのは大黒柱理論の崩壊と能力・成果主義社会への移行が深く関係している!?ということなのです!
固く書いてしまいましたが、それが共働きする意味に繋がるんじゃないかと思います。
- 子育てで忙しくてもなんとか収入を上げたい・・・
- 共働きでバタバタしている毎日、こんなことを感じませんか?
- もう少しだけ収入が上がらないかな
- 忙しすぎるから、給料そのままで働く時間を短くしたい
- 自宅だけでできる副業ってないのかな?
- 今のペースで働くのはキツイからなんとかしたい・・・
そこで、子供と遊ぶ時間を維持しながらでもできる収入アップの方法をご紹介いたします。外出しなくてもできるので私も実践している方法です。詳しい内容についてはこちらの記事へどうぞ。