前回に引き続き、私が実際に20代の頃実践した貯金・運用話について書いていきたいと思います。

前回の話を読まれていない方はこちらからどうぞ。

不動産投資初心者が5社の話を聞いて、買ったら絶対失敗すると感じた理由

5つの不動産会社との人と会って賃貸用不動産の購入を考えようとしていた私が3社目としてあったのは「とにかく買ってみると良いですよ。」というゴリ押し営業マンでした。

一度会ったらその後しつこく連絡してきた小さい営業マン

3人目であった営業マンは、ごくごく一般的な普通の不動産営業マンでした。

2人で会って、不動産の買い方、運用の仕方を軽く教えてもらった後、具体的に物件を提示していただけました。

都内で一人暮らし向けマンション(新築が数件、中古が数件)を紹介してもらい、やっとまともに物件を見ていろんな情報がわかるようになりました。

やはり新築は魅力的ですが、中古の2倍〜3倍近くの値段がするので、ローンを組むのが大変です。

世間的には住宅ローンは収入の5〜6倍ほど借りられるという噂ですが、もし3,000万近くの新築アパートを賃貸用不動産として購入したら、自分の家が買えないなと感じました。

というかすでにその時、実家の名義が私になっていて私が住宅ローンを組んでいたので、さらに賃貸用不動産の住宅ローンを組むことはできないのでは?と感じました。

ですので、新築を買うのは予算的に厳しいと感じました。

中古なら1,000万前後〜1,500万ほどで購入できるので、中古で検討していくこととしました。

ところが、その営業マンは新築推しで「ローンは弊社が頑張らせていただきます!」と怖い意気込みでした。

まだ他にも2社の話を聞く予定であることを伝えて、なんとかその熱を冷ますことに成功し、その日はお別れしました。

生真面目なその営業マンは1週間後に電話をしてきて、さらに1ヶ月後にも連絡してきて「どうですか?どうですか?」言うもんだから「この人から買うのはちょっと・・・」と思うようになってしまいました。

イマイチ信頼できないと言うか、買わせて終わりなのかなとか、もやもやした気分が拭えないので、その人から買うのはやめようと決意しました。(その後もちょくちょく電話来た)

当日になって急に先輩を連れてくると言って、結局全部先輩が話す作戦で萎えた話

4社目として会うことになった営業マンは今でも鮮明に覚えていますが、上野駅の構内のカフェで会いました。

約束の時間10分前に電話がかかってきて、こういったのです。

「実は先輩がたまたま近くまで来ていまして、ご一緒してもよろしいでしょうか?」

は、はぁ。

まぁいいけどさ、という気持ちでカフェに向かい、若い24歳くらいの営業マンとマジメ君の雰囲気が出ている30歳前後の先輩が登場。

3社目の営業マンの教訓から「信頼できる人から買いたいな」という気持ちに会っているか見極めるつもりでした。

しかし驚くべきことに、3人でカフェに入ったはずが、先輩と私しか喋ってないじゃないですか。

24歳くらいの営業マンとずっと連絡をとって今日に至ったのに、会って挨拶して先輩の紹介をしたら、それ以降まっっっっっったく喋らない。

先輩のしゃべりを勉強しているだけのようでした。

先輩はまぁ話し慣れていて、非常にわかりやすい説明でした。

その会社も割と新築推しのようで、私がすでに自宅を自分の名義で持っていて1,200万ほど借り入れがある旨を伝えると、一気にテンションが落ちました。

それじゃあ無理ぽ・・・という表情になりましたw

1,200万ほどの借り入れがあって、さらに新築アパートを買って借り入れをするのはあまり現実的ではないようで、難しいという判断のようです。

お店を出て別れ際に24歳の方が「またお会いしましょうね」と言ってきましたが、また先輩と来るんでしょ、と心でつぶやきお別れしました。

西新宿でイケイケ社長に契約するまで帰れません状態にされた話

最後の5社目、ここの会社の話を聞いてどうするか考えようと思い、意気込んで向かいました。

紹介の人と西新宿駅で落ち合い、すぐ近くのオフィスに行きました。

ありふれたテナントビルの5階に向かい、その会社の社長が出てきました。

まぁなんとギラギラした人なんでしょう。

その会社も新築推しのようで、王子駅の徒歩数分の良さげな新築アパートの一室を紹介してくれました。

新築で確か2,900万くらいだったかと思います。やはり高い・・・

自宅のローンもある旨を伝えると、その社長はさらに燃え、独自理論をしゃべり始めました。

「自分の荷物に荷物を詰める時、どんなものから詰めていきますか?

小さいものからではなく大きなものから詰めていきますよね?

買い物も同じで、大きいものから買っていき、残りの予算で買えるものを買うべきです。

賃貸用不動産は新築でしっかりしたものを長く運用する、または高く売れそうなら売る。そういう資産です。

ですから、まずは借り入れ審査だけでもしてみて、借りれるか調べましょう。」

そして、サッと審査の書類と申し込み書類を出して、書きましょう、と迫ってきました。

私はやばい雰囲気を察したので「他の会社も見てるので、一度帰って資料見比べたいです。」と伝え、帰ろうかなという雰囲気を出しました。

その社長はどうやら書類を書くまで帰らせないようで、

「良い物件ならどこの会社で買っても同じです。王子駅徒歩数分のアパートなら間違いありませんから。審査だけでもしてみましょう。」

私「いやでも、今日お会いして急に申し込みなんてできないですよ。今日は帰らせてください」

社長「どうしても今日は審査書類に書かれないですか?この物件もいつまで提供できるかわかりませんよ?」

私「どの不動産でもタイミングはあると思いますが、今日の今日というは急ぎすぎです。考えさせてくれませんか?」

社長「・・・わかりました。あなたは決断できない人ですね。不動産購入には向いていません。」

私「・・・・・・」

いやーな雰囲気のままエレベーターホールまで案内され、ドアが閉まる間際、

社長「もう会うことも無いでしょう。せいぜい頑張ってください。」

その言葉を聞いて、本当に申し込まなくて良かったなと感じました。

やはり、誰から買うかは重要だなと確信した日でした。

5社の話を聞いた結果

当時、2ヶ月ほどかけて5社の話を聞きましたが、信頼に足る人とは会えず、購入には至りませんでした。

唯一の収穫は”新築ではなく中古で探す方が良さそう”ということくらいでした。

自分の知人の範囲でもう不動産関係の人はいなかったので、一旦不動産探しは諦めることにしました。

信頼できそうな営業マン、会社、そして中古を扱っている会社という条件を頭の片隅に入れ、何か今できる投資は無いか探しました。

以前記事で書いた秋葉原でのお金の勉強会で知り合った人に会い、10万円をファンドに預けて毎月5千円の利息をもらえるという話が舞い込み、詳しく聞くことになったのです。

つづく・・・投資ファンドで10万運用したら3ヶ月利息もらって元本消えた失敗談

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