共働きで貯金をするためFP(ファイナンシャルプランナー)に相談する訳

前回に引き続き、私が実際に20代の頃実践した貯金・運用話について書いていきたいと思います。

前回の話を読まれていない方はこちらからどうぞ。

渡航なしで海外銀行口座が作れるは詐欺？日本で手続きした結果・・・

これまでの投資失敗を経て・・・

本題に入る前に、これまでの10話を少し振り返っておきたいと思います。

というのも、これまでの投資失敗経験がない状態でFPと出会っていたら、FPに頼っていなかったかもしれないと感じたからです。

10話の投資実践記事を書いてきましたが、ここまで実践してきた投資ってほぼ失敗に終わっています。

これらの失敗があって、ヘトヘトになった時にFPと知り合ったので頼ったと思います。

今までの記事で書いた通り、まとめると以下のようなことに投資してきました。

• N社のネットワークビジネスを始めて、数十万円
• 投資ファンドに10万円投資
• 老後用向けの海外の積立貯金に40万円（この時継続中）
• F社のネットワークビジネスに協力して数万円（紹介のみ）
• 海外の銀行口座開設に10万円

これらを紹介してくれた人と会いに行って食事したり、色んなところに出向いたりしてかかった合計はおよそ100万円くらいです。

得た見返りは投資ファンドに突っ込んだ10万から得た利息15,000円だけですね。

これらのやってきたことが全て無駄・・・と考えると私の精神はあっという間に崩壊していたことでしょう。

当時（2013年夏）は「これまでのことが無駄に終わった」と思う気持ちが強かったです。

ですが、今（2019年）は「自分が世間を知らなかった。それを知るために100万円かけた。」と思えています。

なぜなら、31歳になった私の周りには友人で株をやっている人も、ネットワークビジネスにどっぷり浸かった人も、怪しい投資話に乗った人もいなく、”みんなやってみたことがない”のです。

要は「投資をしてみたらどうなるか」知らないわけです。

大儲けするのか、大損するのか、いくつかやっていくと傾向としては儲かるのか、儲からないのか、それらが皆目見当もつかないわけです。

ですが失敗した経験が多い私は、どんなことに注意して情報をもらい、何に気をつけて投資を始めてみるのかわかります。

それがわかるようになるために100万円かけて経験できたことは非常に良かったと思っています。

いくら人から聞いたって、自分が経験しないことには自分の糧になりません。

その糧があるからこそFPと会って、話をしてみて「この人と一緒にやっていこう」と思ったんだと思います。（当時の判断として）

FPに何を望むか

FP(ファイナンシャルプランナー)という言葉はじんわり世間に広がりつつありますが、まだまだ利用している人は少ないと思います。

それは、必要性を感じていないからだと思います。

FPについて質問されたとして、こんな思いを持つ人が大半だと思います。

FPって何のためにいるの？

FPと契約すると定期的にお金かかるんでしょ？勿体無い

結婚したらそのうちね。

「FPが自分に何をしてくれる人なのか」それは「自分がFPに何を望むか」によって、やってくれることが変わると思ってください。

「自分に何かお得なことをしてほしい」と思ってFPと出会っても意味がありません。

「自分（あるいは自分たち）はこうしたいと思っているから、FPに聞いて叶えられる方法を提案してもらう」ために彼らがいます。

FPに何を望むか、自分の望みのないままFPと会ってもFPはどうしたらいいのかわかりません。

世の中の人の多くが「毎年500万円貯金したい」と思うのであれば、おそらくその方法、テンプレ的なやり方を常に研究して、みんなに提案しているでしょう。

しかし、将来何を叶えたいのか、何のためにお金が必要なのか、じゃあ現在貯金はいくらあるのか、それは全て人それぞれです。

それらを総合的にヒアリングして、広範囲に渡ってお金を貯める方法、将来の夢を叶えられそうな方法を提案してくれるのがFPです。

なので、FPに相談しに行って「とにかく貯金を増やしたいんです！！」と血眼で熱弁しても、すぐに具体的な方法は出てきません。

自分が何をしたいのか、それを持ってFPのとこへ行きましょう。

次回、FPと会って何をしていったのか少しずつ書いていきたいと思います。

つづく・・・結婚を考えたら着手したい人生設計！FPが試算する「希望人生の総額」

2013年夏 わたなべ25歳 加入しているもの
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